老化をコントロール!最新!長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)の秘密(白澤 卓二先生)☆レディス4 5月2日

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出展:portraitprofessional.com

2012年5月2日のテレビ東京系・レディス4の番組内で『長寿遺伝子』が特集されていましたのでご紹介したいと思います。

世界中の誰もがいつまでも元気で若々しく過ごしたいと思うでしょうから、今後も関心の大きさも手伝って、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)に関してはますます研究が進むでしょう。
番組では抗加齢医学の第一人者である順天堂大学教授の白澤卓二氏が詳しく解説してくれました。


■日本のCMでもおなじみの世界最高齢スーパーモデル ダフネ・セルフさん
 ちなみにダフネさんは2012年で84歳になられるとか(驚)


■ダフネ・セルフさん他オールデスト・スーパーモデル達 


今の美アラフォー以降の世代は、このように年齢を感じさせないきれいな人を目指す人が増えることは間違いないでしょう!
そういう意味でも最新の老化対策を知っておいて損はないでしょうネ。


【老化のメカニズム】
(順天堂大学・加齢制御医学講座 医学博士の白澤卓二氏による解説)
「人間の細胞というのは、分裂して再生する能力を持っている。この細胞が分裂できなくなると身体が老化してしまう訳です。」
私達の身体をつくっている細胞の多くは、活性酸素などによって日々ダメージを受けている。
しかし、ダメージを受けた細胞は分裂し、再生することで若さが保てている。
細胞が寿命を迎え、再生できなくなってしまうことで老化が起こる。

「細胞の中にはテロメアと呼ばれる時計の役割を果たすものがあるのですが、このテロメアがだんだん短くなることで細胞が分裂できなくなってしまいます。」
細胞の中にある成分の一つ・染色体の先端にあるのが細胞の寿命をカウントダウンしている時計=テロメア。
テロメアは若い頃は長いが、加齢とともに細胞分裂を繰り返すたびにテロメアは徐々に短くなっていく。
テロメアがなくなると、細胞がそれ以上分裂できなくなる。これが老化メカニズム。
全身細胞の中にテロメアはあり、テロメアの減少がシワの増加、免疫力低下、体力の減退、脳の衰えなどを引き起こす。


【長寿遺伝子とは】
(順天堂大学・加齢制御医学講座 医学博士の白澤卓二氏による解説)
「最新の研究で、細胞の中には長寿遺伝子というものがあり、この長寿遺伝子がテロメアの短縮を緩やかにする働きがあることがわかってきました。」
「長寿遺伝子は本来誰でも持っています。ただ、長生きできる人とできない人との違いは、長寿遺伝子のスイッチが入っている状態の人とそうでない人がいるからだとわかってきました。」

[長寿遺伝子の働き]
①活性酸素の消去→細胞を攻撃し老化の原因になる活性酸素から守る
②遺伝子の修復→ダメージを受けた遺伝子の傷を修復し細胞を正常化させる 
③代謝のコントロール→細胞の老化のスピードを正常化させる
④テロメアの安定化→テロメアの短縮を緩やかにすることで細胞が長生きする
このテロメアおよびテロメアを長くする酵素の研究は2009年のノーベル医学生理学賞に輝いたそう。

白澤先生が長野県の長寿で有名な村の人々(24人)のテロメア長を計ったところ、ほとんどの人が全国平均より高かった。
テロメア長は個人差が非常にあること。生活環境・習慣の違いよりテロメアの長さに違いが出てきていることがわかってきたそう。
長寿遺伝子のスイッチが入るとテロメアが安定する。
また、見た目が若く見えることが長寿に関係することも、デンマークの双子を使った研究でもわかってきた。


【生活習慣からわかるあなたのテロメアチェック】
チェック①:1日30分以上歩く日が週5日未満である ※通勤や買い物の時間を入れてOK
チェック②:魚を食べる日が週3日未満である
チェック③:ささいなことでイライラしてしまいがち
チェック④:喫煙の習慣がある ※本数は関係ない
チェック⑤:男性である
チェック⑥:BMIが25以上である 
           ※BMIとは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出 最近の体重計はほとんど表示されますね。

上記のうち3つ以上あると要注意!

解説:
チェック①:筋肉の収縮による適度な刺激で長寿遺伝子が活性化される。ウォーキングで十分
チェック②:魚の脂の成分である「不飽和脂肪酸(DHA)」が長寿遺伝子に効果的。特に青魚がよい
チェック③:ストレスの多い生活を送っているとテロメアの短縮が早い
チェック④:喫煙の習慣は細胞に与えるダメージが大きく、テロメアが短縮しやすい。
              テロメアを長くするテロメラーゼという酵素が発見されたのだが、
        喫煙はこの酵素活性をなくしてしまう。
                   ただし、喫煙をやめるとこの活性が出てくることもわかってきた
チェック⑤:女性ホルモン(エストロゲン)がテロメアを守っている
チェック⑥:肥満は長寿遺伝子の大敵。
              ロンドンで1000人以上をチェックしたところ、肥満の人は8年分以上もテロメアが
          短くなっていることが判明。喫煙同様、痩せることで改善できる

特に喫煙(たばこを吸う)ことはインパクトが大きいので、やめることを推奨されています。
ライフスタイルを変えることで、長寿遺伝子のスイッチをオンにした状態を保つことが重要。

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出展:oddities123.com

【長寿遺伝子をONにする方法とは?】
「腹7分目で抑えることです!」
「腹7分目といっても単純食事をカットすることではなく、ビタミンやミネラルは減らさずに炭水化物や脂質等のカロリーを減らすこと。」

このような食生活を3週間続けることで、長寿遺伝子のスイッチがONの状態になり
テロメアの短縮を抑えられる。
寿命とカロリーの関係は世界中で研究が進められており、カロリーを制限したマウスや熱帯魚の寿命が約1.4倍になったそう!


【長寿遺伝子をONにする食事法・食事内容】
1.野菜から食べる→食物繊維が血糖値の急上昇を抑え、炭水化物や脂質の吸収を防ぐ
2.一口30回以上噛んで食べる→よく噛むことで脳の前頭葉が刺激され、
     その結果満腹感が得られ過食を防げる
3.魚と肉を1対1の割合(1日おきで可)で食べる→魚(不飽和脂肪酸)、肉(飽和脂肪酸)を
     バランスよく摂ることで長寿遺伝子が活性化する
4.ブドウとピーナッツの皮は長寿遺伝子をONにする食材。
     中身ではなく皮(ピーナッツは薄皮)の成分ポリフェノール(レスベラトロール)に長寿遺伝子の
     スイッチをONにする成分が豊富
     白ワインは皮を捨てて作られているので、皮ごと作っている赤ワインなどが良い
     ただ、食べ物から摂ることは一過性になるので、まずは腹7分目の食べ方を実践することが最も重要!

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「長寿遺伝子は空腹でスイッチがONになるんです。」

美アラフォーのブームの中、外側のケアに加えて身体の中からのアンチエイジングは絶対おさえておきたいところですネ!

■白澤先生出演の番組より
有名な映像でご存じの方も多いと思いますが、食事以外の環境が同じな2匹の猿の老け方の違いはインパクト大ですね。
【前編】

【後編】



50歳すぎたら絶対にやせなさい!―100歳をこえても、ずっと元気なアンチエイジング・ダイエット

追記:2012年6月10日のアカルイミライで、砂糖をやめれば10歳若返るが取り上げられます。


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